科捜研の女season23見逃し配信無料動画の視聴方法は？再放送も調査！

インテリアショップの経営者宅に２人組の覆面強盗が押し入り、鉢合わせした主人が殺害される事件が起きました。
榊 マリコ（沢口 靖子）ら科捜研メンバーは遺留品の鑑定のほか、認証技術を駆使して容疑者の追跡を開始します。
土門 薫（内藤 剛志）は、所轄の刑事・阿久津 誠也（徳重 聡）と組んで捜査に乗り出しますが、被害者の妻に事情を聞いたところ、事件の夜は夫婦そろって旅行に出かける予定でしたが夫が発熱したため急きょキャンセルしたことが分かります。

そんな中、マリコは犯人が残した手袋から指紋の採取に成功します。
それが２年前に起きた未解決の『警察官かたり詐欺事件』の容疑者と一致します。
この詐欺事件は、京都府警捜査二課刑事の母親が警察官を名乗る詐欺犯にだまされて現金を奪われたというもので、被害に遭ったのは他でもない阿久津の母・敏子（市毛 良枝）でした。

マリコと君嶋 直樹（小池 徹平）は、犯人が２年前の詐欺師と同一人物か確認するため敏子の元を訪問しますが、敏子は詐欺に遭った恐怖から疑い深くなっており、マリコたちを詐欺師の仲間と勘違いして大騒ぎします。

その後、事件を追うマリコの目の前で爆破事件が発生し、第二の被害者が出てしまいます。 

香道『宝居流』の家元・宝居 茅子（浅野 ゆう子）の孫娘で大学生の麗華（中尾 百合音）が誘拐され、５億円を用意しろという脅迫メールが届きました。
麗華は10年前に事故で両親を失い、以来、茅子が宝居流の跡取りとして彼女を育てていたらしい。メールには薄暗い室内で監禁され、ぐったりしている麗華の様子を映した動画が添付されていました。

榊 マリコ（沢口 靖子）たち科捜研メンバーは、麗華が連れ去られたモーターボートの中を調べます。
実はその日、麗華は家庭教師の南雲 郁也（大塚 宣幸）からクルージングに誘われていたのですが、南雲が出航前に一瞬、船を離れた隙に何者かがボートを操縦して彼女を連れ去ってしまったのです。
マリコは川岸に乗り捨てられていたボートから小さな金属製の輪を見つけますが、それが何なのか分かりません。

一方、君嶋 直樹（小池 徹平）は麗華の監禁場所を突き止めるべく、動画の背景音を調査しますが、カラスの鳴き声だけで場所の特定にはつながりませんでした。
このままでは、彼女は脱水状態となり衰弱死してしまいます。
そのタイムリミットは72時間、マリコたちは焦ります。

そんな中、茅子の長男、つまり麗華の伯父にあたる雅臣（庄野崎 謙）の存在が浮かびます。
雅臣は野鳥写真家を志し家元を継ぐことを拒否したため、15年前に茅子から勘当された存在でした。
手がかりを求め、マリコは雅臣を訪ねますが、その矢先、驚きの身代金受け渡し方法を指示する新たなメールが届きます。

住宅街の公園で若い女性の遺体が見つかり、榊 マリコ（沢口 靖子）たちは臨場します。
被害者は昨夜、帰宅途中に何者かに刃物で背中を切りつけられ、その拍子に頭を打ちつけて死亡したようでした。
捜査を始めた土門 薫（内藤 剛志）は、6年前から断続的に起きている４件の通り魔傷害事件と手口が酷似していることに気がつきます。

その４件すべてで任意聴取を受けていたのが、カフェ経営者・栗城 明良（玉城 裕規）。
そして栗城を毎回、聴取していたのが、定年を目前に控えた土門の先輩刑事・郡司 武士（長谷川 初範）でしたが、４件とも証拠がなく、自白も得られずで逮捕には至らなかったらしい…。

土門は今回の事件の捜査にも協力してほしいと頼みますが、郡司は栗城の犯行を直感しながらも逮捕できなかった自分は刑事失格だと言い、首を縦に振りません。

その頃、科捜研ではマリコが地理的プロファイリングで過去の事件を検証、君嶋 直樹（小池 徹平）が新たな音声技術で栗城の供述を分析しようと試みていましたが、その新技術で衝撃の事実が浮かび上がります。

高架橋の下でイベント会社社長・矢田部 誠治（越村 友一）の遺体が見つかり、榊 マリコ（沢口 靖子）ら科捜研メンバーは臨場します。
マリコたちの鑑定の結果、後頭部を特殊な形状の凶器で殴打されたことが死因と判明します。
胃の内容物からは、鰻・すっぽん・鱧など25品目もの高級食材が検出されます。

そんな中、捜査三課刑事・篠宮 小菊（松下 由樹）が久しぶりに科捜研に現れます。
小菊は窃盗常習犯・根津 吉次（吉岡 陸雄）が所持していたバッグを調べてほしいと言います。

実はその日の朝、小菊は根津の置き引き未遂現場に遭遇しました。
偶然、居合わせた科捜研の物理担当研究員・君嶋 直樹（小池 徹平）とともに根津を追いかけたものの逃してしまったのです。

逃げる途中、根津が隠すように捨てたバッグの中には京料理の名店を紹介するガイド本が入っていましたが、なんとその本に付着していた血痕が殺された矢田部と一致。
もしや根津が矢田部を殺害したのでしょうか。

調べを進めたところ、矢田部は京料理を集めたフードイベントを開催するべく、有名割烹などと交渉を進めていたとわかります。
事件の夜、矢田部は出店先を探すべく本を見ながら京料理の店を訪れたのでしょうか。

しかし、25品目を網羅する食事を提供する店は見つかりませんでした。
一方、小菊は単独で根津の行方を追っていましたが、君嶋は聞き込みに同行させてくれと言い出します。

朝、血のついたナイフを持った男が京都府警に出頭してきました。
時を同じくして、京都市内の植物園で若い男性の刺殺体が見つかりました。
２つの知らせを同時に受け取った榊マリコ（沢口 靖子）ら科捜研メンバーは驚きます。

鑑定の結果、ナイフが殺人に使われたことは間違いありませんでしたが、出頭してきた植物園の職員・佐向 祥太（小越 勇輝）は何を聞いても無反応で様子がおかしい。
科捜研でポリグラフ検査を行ったところ、佐向は昨夜から今朝にかけての記憶を喪失しており、自分の犯行すら覚えていないことが分かります。

一方、被害男性の身元は依然として不明のままでしたが、解剖の結果、事件の１時間前にトレニアやメランポジウムなどの花だけを食べていたことが発覚しました。

マリコたちが気になったのは事件の朝、植物園内にある実験植物園の防犯カメラだけが作動していなかったことです。
その実験植物園は二条院大学植物学研究室準教授・菅原 香奈枝（朝夏 まなと）が管理しており、部外者は立ち入り禁止となっていました。
香奈枝は、植物は人間には聞こえない超音波を発し、他の植物や昆虫などと会話しているのではないかという仮説を立てで、実験しているらしい。

その矢先、心理カウンセラー・井手 誠人（小松 和重）からの情報で被害者の身元が浮上します。
殺されたのは井手のカウンセリングを受けていた二条院大の元学生・土橋 春樹（小南 光司）で、彼はかつて香奈枝の研究室で学び、佐向とは友人関係にあったと分かります。
捜査が行き詰まる中、井手はある心理療法で佐向の記憶を探りたいと申し出ます。

総合商社部長・大倉 大輔（弓削 智久）が、山中の川のほとりで遺体となって見つかりました。
知らせを受けた榊 マリコ（沢口 靖子）ら科捜研メンバーは臨場します。

検視の結果、死因は鈍器で頭部を殴られたことによる脳内出血と判明します。
衣服の足の方が湿っていましたが、川で濡れたわけではなく原因は不明でした。
また、遺体の傍には携帯浄水器とマグネシウム充電器が落ちていました。

まもなく大倉は、中学時代の同級生で『防災アドバイザーまもるん』としてSNSを中心に活動どうする徳永 衛（前野 朋哉）をコーチ役に、ログハウスに宿泊しながら被災してライフラインを絶たれたという想定のもと、防災グッズだけで３日間過ごすという避難体験に参加していたと分かります。
今回は徳永、大倉のほか中学時代天文部の仲間だった石岡 健太（宮下 雄也）、関口 麻子（杉本 有美）らも参加していました。

徳永によると、今回の避難体験は３ヶ月前、同窓会で石岡らと再会したのがきっかけで開催することになったと言いますが、大倉は避難体験に参加することを周囲の誰にも知らせておらず、被害者の居場所を知っていたのは避難体験メンバーだけだったと判明します。
さらに、徳永たち天文クラブメンバーの悲しい過去も浮上してきました。

遊歩道脇の斜面下でプリンターメーカー営業員・香取 孝四郎（吉田ウーロン太）の遺体が見つかり、榊マリコ（沢口 靖子）ら科捜研メンバーは臨場します。
斜面の途中には自転車が転がっており、一見、走行中に誤って転落した事故と思われましたが、マリコはヘルメットをかぶっているにもかかわらず頭部の打撲痕がひどいことに疑問を抱き、遺体を洛北医大に送ることにしました。

遺体と対面した解剖医・風丘 早月（若村 麻由美）は驚きます。
なんと香取は３日前、医大の廊下で風丘に声をかけ、「自分が死んだら解剖してください」と唐突に奇妙な依頼をしてきた人物だったのです。
彼は「証拠は身体の中に残しておくので」と告げて去っていきましたが、風丘は「まさか本当に解剖することになるとは…」とがく然とします。
また、香取のポケットから粘性のある白い物体が見つかったのも謎でした。

解剖の結果、香取の死因は硬膜外血腫と判明します。
自転車で転倒する前に何者かに突き飛ばされ頭部を強打し、その衝撃で硬膜外血腫ができ、脳がじわじわと圧迫され死に至ったと分かります。
しかし、風丘やマリコが遺体をくまなく調べても、胃の中には未消化の食べものが残っていただけで証拠らしきものは見当たりませんでした。

そんな中、香取の仕事は再生医療分野で使われるバイオ３Dプリンターの営業担当で、事件当日は機器のメンテナンスのため、培養肉を研究開発するベンチャー企業を訪れていたと分かります。
さらにその後、ベジタリアン向けレストランに立ち寄っていたことも判明します。
その店主・伊東 暁代（野波 麻帆）は、かつて香取と付き合っていたようです。

京都市内の川で強盗殺人事件の被疑者・葛木 陽一の遺体が浮いているのが発見され、榊 マリコ（沢口 靖子）ら科捜研メンバーは現場に駆けつけます。
状況から別の場所で刺殺され、川に落とされたものと思われました。

葛木は１週間前、滋賀県大津市で高齢女性の家に押し入った末、家主を殺害。
滋賀県警刑事・八木下 大輔（須賀 健太）が追い詰めるも、振り切って逃走していました。

京都府警と滋賀県警は、すぐに合同捜査を開始します。
葛木の足取りを追うため、セキュリティー企業エンジニア・板東 亮太（金井 勇太）の協力を得て、大津市から遺体発見現場まで防犯カメラによるリレー捜査に乗り出します。

マリコたちは、遺体の傷や着衣などの鑑定を進めますが、そこへ強盗殺人の鑑定資料を持って滋賀県警の科捜研法医担当・芦名 瑞希（羽瀬川 なぎ）が訪ねてきました。
彼女は高校生の頃からマリコに憧れ、母・真知子（中田 喜子）の反対を押し切って科捜研への就職を希望します。
念願かなって滋賀県警に採用されたと言います。
瑞希は、マリコのように危険を顧みずに事件を解決する鑑定がしたいと夢を語り、マリコたちの鑑定にも参加します。

ところがその直後、マリコをがく然とさせる、新たな事件が発生します。
大ショックを受けるマリコに非難の声が浴びせられ、マリコはシリーズ史上最も深く打ちのめされることになります。