ディズニーパークを訪れると、レストランやベンチが混雑しており、座る場所を見つけるのが一苦労です。一日中歩き回ると、体力の消耗も激しくなります。
そんな時、車椅子のレンタルを考えるかもしれません。
「レンタルの条件は何?」「誰でも借りることができるの?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
実は、歩行に問題がなくても車椅子の使用が許可されています。
この記事では、ディズニーパークでの車椅子レンタルの条件と、健常者が利用可能かどうかを詳しく解説します。
ディズニーパークで車椅子を借りる方法
ディズニーパークで車椅子を借りるのは非常に簡単です。
特別な条件は必要なく、公式サイトにも資格要件は記載されていません。
大人用と子供用の車椅子が用意されており、それぞれの耐荷重は大人用が100㎏と130㎏、子供用が50㎏です。
このため、さまざまな体型の人が利用することができます。
ディズニーランドでの車椅子レンタル場所
ディズニーランドでは、入口を入ってすぐの右側で車椅子をレンタルできます。
ここではベビーカーのレンタルも行っているため、小さな子どもがいる家族にも便利です。
ディズニーシーでの車椅子レンタル場所
ディズニーシーでも、パーク入口近くで車椅子がレンタル可能です。
ディズニーランドと同様、ベビーカーのレンタルもあります。
どちらのパークもレンタル場所が分かりやすく、訪れた際にすぐに利用できるようになっています。
健常者でもディズニーで車椅子をレンタルできる?
ディズニーでは、誰でも車椅子をレンタルすることができます。
障害の証明や障害者手帳の提示は必要ありません。
次のような方々も気軽に利用できます。
– 妊娠中の方
– 高齢者
– 体力に自信がない方
– 長時間歩くことが困難な方
パーク内を長時間歩くことに不安を感じる方なら、誰でもレンタルが可能です。
また、以下のような理由で車椅子を利用する方もいます。
– 疲れが溜まって一時的な休息が必要な場合
– 高齢の家族が一日中歩くのが大変な場合
– ベビーカーに乗れない幼児(5歳〜6歳)のため
もし「利用してもいいのかな?」と思われる場合も、条件はありませんので、ぜひ利用してみてください。
ディズニーでの車椅子レンタル料金
ディズニーパークで車椅子を借りる場合、料金は以下のようになっています。
– 車椅子:500円(1日利用)
さらに、以下のアイテムもレンタルできます。
– ベビーカー:1,000円(1日利用)
– 電動カート:2,000円(1日利用)
– 介助用電動車椅子:1,000円(1日利用)
車椅子やその他のレンタルアイテムは、ディズニーランドまたはディズニーシーでの利用日内に返却が必要です。
異なる日に返却する場合や、別のパークで返却する場合には、有効なパークチケットの提示が求められます。
リーズナブルなレンタル料金が設定されているため、歩行に少し不安がある方や体力に自信がない時には、このサービスの利用を考えてみてはいかがでしょうか。
ディズニーでのアトラクション利用は車椅子でも楽しめる?
ディズニーパークでは、車椅子を使用している方もアトラクションを楽しむことができます。
車椅子ユーザーがそのままアトラクションに参加できるのか、乗り換えが必要なのか、または同伴者の必要性については、各アトラクションごとに異なります。
ディズニーのスタッフの指示に従うことが重要です。
どのアトラクションが車椅子で利用可能?
ディズニーパークには、車椅子でそのまま楽しめるアトラクションがいくつかあります。
以下はその一部です。
・ 専用車椅子に乗り換えが必要なアトラクション:
– ウエスタンリバー鉄道
– バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
– シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ
・ 車椅子から降りて乗り物に乗る必要があるアトラクション:
– プーさんのハニーハント
– モンスターズ・インク ライドアンドゴーシーク
・ 車椅子のまま楽しめるアトラクション:
– トイ・ストーリー・マニア!
– ジャスミンのフライングカーペット
– キャラバンカルーセル
・ 車椅子専用スペースがあるアトラクション:
– 魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”
– カントリーベア・シアター
– ミッキーのフィルハーマジック
– スティッチ・エンカウンター
– タートル・トーク
– ブロードウェイ・ミュージックシアター
– マジックランプシアター
– マーメイドラグーンシアター
アトラクション利用時のルールや非常時の対応については、事前にスタッフに確認し、何か不安がある場合は彼らの指示に従うことが推奨されます。
車椅子の置き場所について
パーク内でアトラクションを楽しむ際の車椅子の置き場所についての明確な案内は特にありません
車椅子はユーザーの主要な移動手段として扱われるため、専用の置き場所は設けられていないのが一般的です。そのため、アトラクションに並ぶ際には、スタッフに相談し、適切な置き場所の指示を受けることが望ましいです。
まとめ
ディズニーパークでの車椅子レンタルは非常に簡単で、特別な条件は必要ありません。
このため、誰でも気軽にレンタルを利用できます。
さらに、多くのアトラクションが車椅子ユーザーに対応しており、多くのアトラクションを車椅子のまま楽しむことが可能です。
ただし、車椅子の置き場所が特に指定されていないため、各アトラクションでの対応については、パークのスタッフに確認が必要です。これが少し面倒かもしれませんが、車椅子の利用により、ディズニーパークをより快適に楽しむことができますので、おすすめします。
特に、妊婦、高齢者、または長時間歩くことに不安がある方にとって、車椅子のレンタルは非常に便利です。7ヶ月以上の赤ちゃんにはベビーカーのレンタルも提供されているため、家族連れにも嬉しいサービスです。
ディズニーパークを訪れる際は、以下のポイントを覚えておいてください。
– 車椅子のレンタルに特別な条件はありません。
– 健常者も車椅子をレンタルすることができます。
– 車椅子のレンタル料金は500円(1日)です。
– 多数のアトラクションが車椅子ユーザーに対応しています。
– 車椅子の置き場所についてはスタッフに確認が必要です。
この情報がディズニーパークで楽しい一日を過ごすためのお役に立てば幸いです。