毎日の料理で、キッチンはどうしても汚れてしまいます。
毎日きちんと掃除できればいいのですが、忙しいとそれも難しいですよね。
特に、コンロの周りは油で汚れがたまりやすい部分です。
そこで、油汚れを簡単に落とす方法があれば、とても便利ですよね？
この記事では、コンロ周りを中心に、キッチンの掃除のヒントをお届けします！
ガスコンロや換気扇の油汚れを効果的に掃除する方法
さっそく、キッチンの中でも特に汚れがつきやすいガスコンロや換気扇の掃除方法をご紹介します。
ガスコンロの掃除方法
軽めの油汚れなら、お湯で掃除することを試してみましょう。
油は冷えると固まりますが、温めると柔らかくなるため、掃除がしやすくなります。
また、ガスコンロの五徳など、取り外しが可能な部分は、お湯に浸けた後、スポンジでこするのがおすすめです。
コンロ周りの油汚れには、湿らせた布巾を電子レンジで温めた後、それで拭くと効果的です。
ただし、温めた布巾は非常に熱くなるため、ゴム手袋をつけて火傷に注意してください。
お湯だけでは油のぬめりが残ることもあります。
そんなときには、キッチン用の油汚れシートで仕上げに拭くと効果的です。
これらのシートは、100円ショップやスーパーマーケット、ホームセンターなどで手に入ります。
重度の油汚れの場合
掃除を怠ると、油汚れはどんどん頑固になります。
そんなときは、重曹を使うと良いでしょう。
油汚れは酸性なので、アルカリ性の重曹を使うと中和作用で汚れが落ちやすくなります。
100mlの水に小さじ1の重曹を溶かしてスプレーボトルに入れ、油汚れに吹きかけます。
10〜30分ほど放置した後、布巾やスポンジで拭き取ると効果的です。
頑固な汚れには、重曹を直接振りかけてこすっても良いでしょう。
重曹を使う際には、ゴム手袋をつけて手荒れを防ぎましょう。重曹は環境に優しいため、安心して使えます。重曹やスプレーボトルは、100円ショップやスーパーマーケットで簡単に購入できます。
換気扇の掃除方法
レンジフードの汚れは、油が跳ねた上にホコリが積もって層になっていることが多いです。
コンロと同様、重曹水を吹きかけて拭き取ると良いでしょう。
頑固な汚れには、洗剤と重曹を混ぜてパックする方法もあります。
【パックの手順】
・ 食器用洗剤50mlと重曹50gを混ぜ、キッチンペーパーに塗り、汚れた部分に貼り付けます。
・ 10分ほど放置した後、パックを取り外します。細かい部分は歯ブラシでこすりましょう。
・ 熱いお湯で固く絞った布巾で拭き取ります。汚れがひどい場合は、パックする前にある程度ホコリを落としておくと良いです。
コンロ周りの壁をきれいにする方法
コンロ周りは油汚れがつきやすく、特に壁の汚れが気になることがあります。
今回は、コンロ周りの壁をきれいにする方法をご紹介します。
用意するもの
・ 重曹
・ スプレーボトル
・ ぞうきん
・ キッチンペーパー
・ ラップ
掃除の手順
- ぬるま湯100mlに小さじ1の重曹を加え、スプレーボトルでよく混ぜます。
- 壁にキッチンペーパーをあて、その上から重曹水をスプレーします。キッチンペーパーが壁に張り付くくらいの量を吹きかけましょう。
- キッチンペーパーをラップで覆い、重曹水の乾燥を防ぎます。この状態で10分ほど置きます。
- ラップとキッチンペーパーを取り外し、ぞうきんで汚れを拭き取ります。
- 最後に、壁を乾いたぞうきんで仕上げ拭きします。
重曹水の代わりにセスキ炭酸ソーダを使っても同じように掃除できます。
また、壁の汚れを予防するために、透明なフィルムタイプの汚れ防止シートを貼るのも良い方法です。
これは100円ショップなどで手に入り、汚れたら剥がして捨てるだけなので、とても便利です。
キッチンの雰囲気を楽しむために柄付きのシートを選ぶこともできますし、シートを貼るのが難しい場合は、つい立てを置くことで壁への油はねを防ぐこともできます。
キッチンの床がべたつくときにおすすめの洗剤と掃除方法
料理中に油が飛び散るのは、壁だけではなく床にも影響します。
キッチンの床がべたつくときには、重曹が非常に効果的です。
今回は、キッチンの床のべたつきを解消する掃除方法をご紹介します。
必要なもの
・ バケツ
・ 重曹
・ 水
・ ぞうきん
掃除の手順
- バケツに重曹水を作ります。水1リットルに対して重曹を大さじ2杯程度入れると、3〜5%の濃度になります。
- 重曹水をぞうきんに染み込ませて、キッチンの床をしっかりと拭きます。汚れがひどいときは、重曹水をスプレーボトルで床に吹きかけ、ラップで覆って10分ほど置いておくと良いです。
- 油汚れが浮き上がってきたら、ラップを取り外し、全体を水拭きします。
- 最後に、床をしっかりと乾拭きします。重曹が乾くと白い跡が残ることがあるので、念入りに乾拭きしましょう。
重曹は消臭効果もあるため、キッチンの掃除に最適です。
また、重曹水のスプレーボトルを事前に用意しておくと、汚れに気づいたときにすぐに掃除できて便利です。
さらに、コンロの下にキッチンマットなどを敷いておくと、床の汚れを防ぐことができますし、掃除も簡単です。
こうした工夫を取り入れて、キッチンの床をいつでも清潔に保ちましょう。
キッチンの油汚れを劇的に落とす方法 まとめ
今回は、キッチンのコンロ周りの掃除について、効果的な方法をまとめました。
毎日掃除できるのが理想ですが、忙しい日々だとそれも難しいですよね。
そこで、定期的に掃除するためのコツをいくつか紹介しました。
・コンロの掃除
軽めの汚れなら、お湯を使って掃除すると効果的です。
頑固な油汚れには、重曹を溶かした水をスプレーで吹きかけたり、直接重曹を振りかけてこすったりすると、汚れが落ちやすくなります。
・換気扇の掃除
洗剤と重曹を混ぜたものをキッチンペーパーに塗り、汚れた部分に貼り付けて10分ほど放置します。その後、ラップを取り除き、熱いお湯で固く絞った布巾で拭き上げれば、きれいに仕上がります。
・コンロ周りの壁の掃除
壁に重曹水を吹きかけてキッチンペーパーを貼り、その上からラップで覆って10分ほど放置します。ラップを取り外し、布巾で汚れを拭き取ると、油汚れがすっきり落ちます。
・キッチンの床の掃除
重曹水を染み込ませた布巾で床を拭きます。頑固な汚れには、重曹水をスプレーで吹きかけてラップで覆い、10分ほど置いた後、水拭きと乾拭きをすると良いでしょう。
最近では、重曹水やペースト状の重曹も市販されており、より簡単に掃除できます。
また、キッチン用の油汚れクリーナーも豊富にあるので、用途に合わせて選ぶことができます。
清潔なキッチンで、美味しい料理を楽しんでください。
